未就園児から小学生までの英語サークル

英検って受けたほうがいい?

久々のブログ・・・今回は英検について少しお話します。
英検は日本人には一番馴染みのあるポピュラーな試験ですね。資格として認定されるのは5級~1級ですが、最近は文字学習をする前の幼児対象の『児童英検』も注目されているようです。

ちなみに『児童英検』はリスニングのみの試験で、聞いた英文に合う絵を選ばせるというテストです。検定試験ですが合否判定はありません。正答率が結果になります。オンラインで受験可能。ブロンズ/シルバー/ゴールドのレベル分けがあり、ゴールドの問題は英検5級のリスニング問題より少し難しいと言われています。

さて、本題の『英検』に戻りますが、3級合格が中学卒業レベルと言われており、公立中学でも中3の秋に学校単位で全員受験するようです。つまり、高校受験前に3級合格が当たり前の世の中になっているということです。私の時代も英検はありましたが、そこまで全員が持っている資格ではありませんでした。

ここで「世の中いろんな英語の資格があるのになぜ英検?」という疑問が沸くと思います。その答えはとてもシンプルで、「日本人が日本人向けに作っている最も基本的な英語力を試す試験だから」です。例えばよく耳にするTOEICはビジネス英語なので中高生には向きません。TOEFLやIELTSはアメリカやイギリスの学校に留学を希望する人向けの試験なので留学しない人が受験してもあまり意味がありません。・・・こういう理由で日本では『英検』が一番万人受けする英語資格になっています。
私は昔人間なのでそこまで英検を崇拝しているわけではありませんが、実はいつも頭の片隅に『英検5級合格』を置いてレッスンプランを作成しています。

娘の英検受験についていった時、小学校低学年くらいの子もたくさん5級を受験しているのに驚きました。確かに英検5級はインタビューや作文もないのでそこまでハードルは高くないと思います。「どのみち中学校で受験するならいいや」という意見もあると思いますが、『合格した』という成功体験が子供には大きな自信になるようです。事実我が娘も5級合格で少し自信がついたようで、勉強嫌いな子が英語だけは自主的に勉強をするように
なりました(;^ω^)・・・3級までまだまだ先は長いですが・・・

というわけで、私は決して英語検定協会の回し者ではないですが(笑)、習い事の一つとして英語を勉強しているなら小学生の間に5級合格をおすすめします。
まだ当サークルから合格者は出ていないので、数年後出てくれたら嬉しいなぁと思いながら今日もレッスンプランを作成する日々です。。。

2020/11/3